EDは「勃起機能の低下」を意味しており英語で「Erectile Dysfunction」と書きその頭文字で略したものです。EDそのものは男性特有の性機能であるペニスの勃起機能が低下することで日本語では「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されています。
日本語訳では勃起そのものがしないといったイメージがありますが、ペニスの十分な勃起ができない、またはペニスの勃起が維持できないことによって満足な性行為が達成できないこともEDの範疇になります。

このようなEDに関する問題はED治療薬が登場するまで精力剤などに頼っていましたが、1990年代の終わり頃に登場したバイアグラにより、より確実に改善することが可能になっています。またバイアグラ以外にも多くのED治療薬が登場し、またバイアグラのジェネリックも登場しその選択肢の幅も豊富です。

EDとはどういう症状か

喧嘩をする男女EDという症状は端的に言えば十分なペニスの勃起およびそれを維持することができない状態です。もちろん完全に勃起しないのもEDとされます。ペニスが十分に勃起できない場合には女性器の膣への挿入が困難になり生殖活動ができなくなります。また女性が満足するまでペニスの勃起を維持することができなければパートナーとの関係が悪化するリスクがあります。これは性行為そのものはレクリエーションやコミュニケーションとしても行われますから、基本的に満足するまで行えなければ、それらの目的が達成されないためです。

一方でEDそのものはさまざまな理由で現れます。特にEDというのはそれまで問題なく性行為ができていた男性が段々とその能力を失っていく状態です。原因としては加齢があり、そもそも性的な興奮を得にくくなることもありますが、性的興奮があるにも関わらず勃起しないといったことも多く、ED治療薬で治療したいという人は主にそのような性的興奮があるのに勃起しないまたは維持できない男性が行う傾向になります。

勃起のメカニズムとEDのメカニズム

そもそもEDは勃起のメカニズムを知っておく必要があります。勃起が起こる理由は何らかの性的刺激によって脳で性的興奮が起こります。脳はその性的刺激を受けたことを神経伝達を通じてペニス周辺に伝えて、ペニスへの血液の流入が起こることによりペニスの体積が増えて勃起させます。つまりペニスが勃起しているというのは充血した状態です。EDはこのメカニズムのどれかに問題が発生していることで起こります。

バイアグラで勃起不全改善

基本的に性的刺激による興奮は人それぞれですから、この場合にはED治療薬で改善することはできません。バイアグラを含めたED治療薬の働きとしてはペニスへの血液の流入を改善し、勃起を収めようとする酵素の働きを阻害するというものでペニスの勃起をしやすい状態にするだけです。このため性的興奮がある人で神経伝達に問題がない場合にはペニスの勃起を起こさせ、その勃起を維持することができます。特に勃起を抑える酵素の働きを阻害することで、薬の成分が有効な間は勃起を維持することができます。

一方でバイアグラそのものには性的興奮を呼び起こすようなものはありませんが、性的興奮というのものは考え方によっても変わってきます。このためバイアグラなどを服用し効果があると思いこめば十分な性的興奮を呼び起こすこともできます。また性行為において女性が満足するまで維持できなかったといったマイナスの思考もEDの原因になりますが、バイアグラを含めたED治療薬を使って一度でも自信を取り戻せばEDを改善できるケースもあります。ペニソールのような精力サプリに関しても同じことが言えます。

いずれにしてもEDというのは男性が性的な刺激に対して、また性的興奮を覚えているにも関わらずペニスが勃起しない、または十分な勃起を得られない、さらには性行為中にその勃起を維持することができないのが症状といえます。

ペニソールの入手方法

EDの様々な原因とは

不安基本的にEDはペニスが勃起しないまたは十分な勃起ができない、維持することができない状態を指しますが、それにはさまざまな原因が存在しています。特に加齢によってEDになることが知られていますが、その加齢の理由でも原因としてストレス、不規則な食事、運動不足、飲酒・喫煙などや糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣などがあります。

EDの原因としては心因性、器質性、薬剤性の3種類があります。若い男性に見られるのが心因性でストレス、不安、うつといった心理的な要因によってEDになります。この心因性も些細なきっかけで起こったりしますし、子供の頃からの体験や性的トラウマによっても引き起こされます。また自身が認識できるものと認識できないものもあります。認識できるものとしては現実心因で現実世界のストレスや心理的要因などです。例えば現実心因は睡眠不足や心配事、経済的困窮や性機能に関するコンプレックスなどです。一方で認識できないものは深層心因で子供の頃の経験、性的トラウマなどです。心因性は考え方を変えることが中心になるため治療としてはカウンセリングが中心になります。

ほとんどが器質性?

一方で一般にEDと呼ばれるのは器質性のケースがほとんどです。この場合には加齢によって見られるもので、その中に生活習慣病などが関わってきます。また何らかの理由で神経伝達の機能が低下したり、手術や外傷によっても機能の低下が起こります。
加齢や生活習慣病としては糖尿病や高血圧になることです。このような症状が現れると血管が硬化するようになります。血管が硬化すると血液の流れが悪くなりペニスに十分な血液を送り込むことが難しくなり、それが十分な勃起を得られない、または勃起が維持できない理由になります。このような場合にはバイアグラを含めたED治療薬は極めて効果的に作用します。

神経系の障害に関しては脳からペニスまで伝達が行われなくなりますし、また手術や外傷では血管や神経が傷つくことで起こります。神経にしても血管にしても完全に途絶えている場合にはED治療薬での治療は困難です。特に神経は物理的に途切れてしまうと再生させることが困難ですから、これらの原因でEDを治すことは難しいため外科的な方法で人工的に勃起をさせるといったことが行われます。一方で血管に重大な障害が起こっている場合にはバイパス手術によって改善することもできます。

薬剤性EDとは

薬剤性EDは薬の副作用として現れるものですが、個人差があります。発生する可能性があるのは神経に作用するものと循環器系に作用するもの、そして消化管に作用するものです。ED治療薬では循環器系の薬では併用禁忌薬があるため投薬によるED改善には注意しなければなりません。またこれらの薬を止めることでEDの状態を改善することもできます。

またEDは単体の原因で起こるわけではなく複数の要因が重なっていることもあり、その中でバイアグラなどED治療薬を使用しても十分な効果を得られないケースもあります。

バイアグラという初めてのED治療薬

世界初のED治療薬であるバイアグラは、アメリカのファイザー社から1998年に発売されました。発売当初は夢の薬、または画期的新薬とも呼ばれていましたが、1998年はアメリカでの発売で日本は1999年に製造承認がされています。スピード承認された理由はさまざまですが、考えられる原因としては医師の診断および指導なしに服用したことによって心臓への負担が大きくなり死亡するケースがあったことがあります。このような死亡ケースが出た理由にはバイアグラの有効成分であるシルデナフィルによるものです。

バイアグラに含まれる有効成分のシルデナフィルは1990年代の前半に狭心症の治療薬として開発されたものです。臨床実験では狭心症への効果は芳しくないものでしたが副作用としてペニスの勃起が現れたため、これらを適応症としてバイアグラとして販売されることになった経緯があります。このためもともと狭心症に対して効果があるため、狭心症を患っており、それらの治療薬であるニトログリセリンなどの硝酸エステル薬を服用している場合には過剰な作用となって心臓の機能が低下するリスクがあります。死亡に至らないケースでも身体に異常が現れるものもあり、このためバイアグラを含めてED治療薬を使用するさいには併用禁忌薬や自身の健康状態を把握しておくことが大切です。

バイアグラ(シルデナフィル)の作用

バイアグラ(シルデナフィル)の作用としては、身体の中で存在している環状グアノシン一リン酸(cGMP)の分解を行う5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) と呼ばれる酵素の活動を阻害するといったものです。このcGMPはいわゆる勃起を収めようとする作用があり、cGMPが分解されずに多く存在することで勃起を維持することが可能になります。またこれらの作用によってペニス周辺部のNO作動性神経が作用し、血管を拡張させる効果があり、これによって血流量が増えてペニスの十分な勃起を得ることができます。ただし留意しなければならないのがペニスを勃起させるためには相応の血液が必要であり、バイアグラを使用するさいには第一に健康である必要があります。また低血圧の場合には血圧降下の理由にもなるため心臓への負担が高くなります。

一方で効果に関しては、バイアグラを性行為の半時間くらい前に服用すると全身にその成分が回り、効果を発揮するようになります。なお、食事の影響を受けやすいため空腹時に飲むと効果を最大限に発揮させることができます。ただしバイアグラはあくまでも勃起がしやすい状態になるというだけで性的刺激を受けて脳神経から勃起を促す信号が発せられなければ勃起はしません。もしバイアグラを服用して性的刺激を感じているにも関わらず、勃起が起こらない場合には神経伝達や血管などに重大な問題が発生していると考えられます。またバイアグラはあくまでも勃起を促すだけで精液の量を増やすといった効果もありませんから精液の量を増やすには別の手段を考える必要があります。

数あるバイアグラジェネリックの選び方とは

バイアグラは登場から20年近く経ちジェネリック医薬品も登場しています。ジェネリック医薬品は特許切れまたは製薬会社からの許可を得て、同じ成分を使った薬を製造販売したものです。ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれ、先発医薬品よりも研究開発費が大幅に抑えられているので安価に提供されています。このためバイアグラのように健康保険の適応を受けられないため医療費を抑えるためにジェネリックを選択する人も多くいます。

バイアグラのジェネリックの選び方としては国産と外国産の2つの選択肢と、また製造メーカーや機能などがあります。バイアグラの国産ジェネリックとしては、東和製薬、陽進堂、あすか製薬、富士化学工業、キッセイ薬品工業、大興製薬、シオノケミカル、テバ製薬などが参入しており、シルデナフィル錠といった名称で販売されています。価格に関しては1000円から1200円程度でバイアグラが1500円から1800円程度ですから価格的な魅力はやや薄れます。ただ国内で製造されているため品質性や安全性は問題ありませんし、取り扱っているクリニックも多く、安心して少しでも費用を抑えたい場合には最適です。

ジェネリックは価格が低い

一方で海外産のジェネリックは、圧倒的に価格が安いのが特徴です。また日本ではシルデナフィル50mgが承認されている上限です。このためシルデナフィル100mgを手に入れるためには海外産に頼ることになります。これら海外産の薬を手に入れるためには個人輸入代行などを使うことになります。ただ海外産のリスクとして偽造品の存在があります。ED治療薬は人気のある薬ですから海外では偽造品が多く出回っており、それらが紛れ込むことがあります。偽造品でも成分が含まれていないだけであれば健康を害することはありませんが、万が一害をなす成分が含まれている場合には健康を害するリスクがありますし、医師の診断もありませんから副作用などすべて自己責任になります。

なお、海外産のジェネリックでは独自ブランドで売っているものと、国内ジェネリックと同様にシルデナフィル錠で売っているものがあり、価格としては1錠あたり300円から600円前後であり価格は4分の1以下で手に入れることができます。

いずれにしても選び方としては価格と利便性か品質と安全性か2つになります。ジェネリックにしても、もしはじめてED治療薬を使用したいと考えているのであれば医師の診断を受けて服用するのに問題がないか確かめておくことが重要です。特に循環器系に問題があると重篤な副作用が出る可能性があり、健康を害するリスクが高まります。
一方で価格を抑えてジェネリックを手に入れたい場合には海外産の個人輸入、いわゆる勃起薬の通販も選択肢のひとつです。ただ、この際にも成分を定期的に検査しているような安全性の高い個人輸入業者を選ぶことがトラブルを避けるためにも重要です。